2021年8月1日日曜日

比べてみた

先日買った楽器 King 2B Silver Sonic と 2003 年から使っている King 2102LS Jiggs Whigham  の比較。
2102LS は新しい型番だが、こちらも旧い名称 2B と呼ばれるモデルである。

見た目の違いは
2B Silver Sonic は名称通りベルが銀である。銀100%ではなく、スターリングシルバーと呼ばれる銀で、
元々、銀貨に使われ、純銀より強度のあり硫化(黒くなる)しにくい材質。

2102LS Jiggs Whigham は金管楽器のスタンダードの黄銅(5円玉)、別名 真鍮。英語はブラス 。ブラスバンドとは真鍮楽団という意味w

5円玉のように錆びないのは、クリアラッカーで保護されているから。
吹奏楽団を「ブラスバンド」と言わず、「ウィンドオーケストラ」と言ったりするは、「真鍮じゃない楽器もあるよ」

製造時期は30年ほど違う(2Bが1960年代、2102LSが1990年代)が、形はほとんど同じ。


銀ベルの内側は金メッキ。
奥のほうのメッキが剥げていて、銀色が見え、確かに銀だとわかる。

金管楽器で銀色の楽器はあるが、材質はブラスに銀メッキなので、メッキが剥げると光沢を失った5円玉のようになる。銀メッキの楽器は、全体が銀色なので、2B Silver Sonic のチューニング管のような、真鍮色の部分はない。Silver Sonic はベルだけ銀色。
あと、スライド付け根のカーブが、2Bのほうが大きくて、チューニング管の部分が「起きている」ので狭く見えるが、同じ全く幅です。


1960年代の彫金は2102LSより古風な感じ。


持った感じは、銀ベルは重い。バランサーが重いのかと、スライドとチューニング管を外してみたが、やはりブラスに比べてスターリングシルバーはずっしり重い。
2102LS はバランサーがないので、左手でベルを持ち上げながらとなるが、2Bはバランスがよく左手に乗せるだけの感じ。

ついでに、2Bのニッケル+銀メッキのスライド外管も、2102LS の真鍮スライドよりずっと重い。
もともと 2102LS Jiggs Whigham model は Jiggs Whigham が「軽く」作ったモデルなので、軽くて当然。「左手でベルを持ち上げながら」でも元々が軽いので、気にならない。真鍮のいいところは「軽さ」なのだろうなぁ。

演奏を比べると、やはり、2102LS はポジションが遠い。
写真でわかるように、チューニング管が短く作られている。
スライドを最も縮めた1ポジションでも「ビブラートができるように」Jiggs Whigham が作らせたので、その分、スライドを伸ばさなければならない。
普段気にならなかったが、持ち替えて初めて2102LSの管の短さを実感した。

さて、音色。生徒に聞き比べてもらったら、「違う」と言ってくれたw
「銀ベルは、広がりがある感じ」
とのこと。
自分としては、響きが違う感じはしたが。気持ちの問題なのか、楽器の重さで感じているだけなのか、なかなかわからない。
でもまぁ生徒も、楽器を目の前にしているからな。本当なら芸能人格付けチェックみたいに、聞いてもらったらいいのだが。

Siliver Sonic は40年前の学生のころ先輩が使っていて、「銀ベルいいなぁ」とあこがれた楽器。
値段が半端じゃないので、学生が手に出せる代物ではなかった。
2003年に 2102LS Jiggs Whigham model を買ったときも、実は探しはしたのだが、生産終了であきらめた。その後、ときどきネットの中古品をチェックしていて、先月見つけて、即決。

断面が正方形のケースがでかくて重い。

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