2011年2月22日火曜日

手作りアンテナチューナ

別に自分が作ったのではなく,JA7QIL/1 さん自作のアンテナチューナ#9 Ver.4.0
JA7QIL tuner and Elecraft T1 ATU
Elecraft T1 よりだいぶ小さい.そりゃまぁ,自動調整回路がないからであるが,1mmでも小さく1gでも軽いのは,徒歩での移動運用にはアドバンテージが大きい.
「ボランティア・モニター募集」ということで,手を上げ,日曜日に届いた.実際に使って,感想なりをお知らせ.>A1-Forum スレッド : アンテナチューナ

えっと使い方は・・・もちろん,説明書など無いので回路図を見て考える.
JA7QIL tuner Schematic diagram
ん? OPR と TUNE は逆だな.まぁ LED が光るほうが TUNE.
スイッチを TUNE にして,キャパシタ(200p 400p)の切り替えスイッチやコイルの巻き数のスイッチ(SW2)を切り替えて,2つのバリコンをまわしてLEDが消える点を探す.という具合にマニュアル操作で整合点を探しだし,OPR にして電波を出す.
実際に使ったときの様子

製作者が実験した純抵抗負荷時のSWR
JA7QIL tuner SWR

ブリッジ回路を見ていて思ったのが,熱容量の大きい50Ω2Wという4本の抵抗のうち,FT37-43につながる 50Ω2Wの意味はなんだろう・・・
と写真を見ると,

青い50Ω2Wは3本しかない.2Wという大きな抵抗なのですぐわかる.
やっぱり描き間違い.

つまり,ブリッジ回路らしく描き直せば,

であるべきところが,

となっていた.

正しくはこうかな.

A1-Forum にある手書きの,他のチューナのブリッジ回路は正しかったので,ただの描きまちがい.

完全に整合が取れれば,3つの抵抗とマッチング回路(つまりその先のアンテナ)の4つで,電力を4等分する.
TUNE のまま使うと,アンテナへ行く電力が 1/4 になる.
で,50Ωとバランスが取れれば,OPR に切り替えて,送信機側のインピーダンス50Ωと整合が取れて,100%,アンテナから輻射するという寸法.

このチューナは「5W以下」と書いてある.マッチングが取れれば,送信機が5Wを出しているとき,50Ωの抵抗1つ当たり5/4 = 1.25W 消費することになる.2Wという大きな抵抗を使う理由である.
抵抗は1つ2Wなので,バランスが取れていれば,8Wまで可能であるが,バランスが取れなければ,一つの抵抗に高い電圧がかかったりするので,5Wというのは結構ギリギリかも.1W以下で使うのが無難かもしれない.
じゃあ,2Wの抵抗でなく,10Wを使ったらもっとパワーを入れられるかといえばさにあらず.今度はPVC(ポリバリコン)の耐圧を超えて焼けるかもしれない.バリコンをまわして容量を小さくしたら,小さい面積で高圧を受けて,そこでショートする.

0 件のコメント:

コメントを投稿

「コメントの記入者:」は「匿名」ではなく,「名前/URL」を選んで,なにかニックネームを入れてください.URL は空欄で構いません.