2011年2月25日金曜日

千葉へ出張

進路関係の出張で,千葉市へ.
単車で朝の渋滞をすり抜けて,スポーツセンター先の青少年女性会館へ.R16はずーーーっと混雑していた.

最初は,事前に労働局に提出した,就職関係の問いへの回答.毎年毎年,企業の規約違反があるなー.結局買い手市場だから,あまり強くいえないところがある.
実は,うちの学校でもそういう事案があって,ハローワークから指導をしてもらった.

続いて午前中は,分科会に分かれて報告会.自分は進路多様校分科会.四大からフリーターまで満遍なくいる学校の問題点を話し合う.
専門学校が生徒集めになかなか阿漕なことをしてくる.そういうことでは有名な某○○学園が,名前が挙がっていた.「またかよ・・・」
それと,生徒集めに奨学金制度やローン斡旋を積極的にしてくる学校もあって,それに乗る生徒も多いけど,この社会で返せるのかね・・・とか.ワーキングプアの再生産につながらないだろうか.

午後は講演.そして分科会報告,そして各研究班からの報告.なかなか盛りだくさんで疲れた.

で,終わってから県庁へ.今日提出の書類をとどけに.
本当は郵送なのだろうけど,どうせ千葉まで単車で行くから,出張の帰りに寄ればいいやと持参.
県庁は久しぶり.えーっと教育振興部は何階だっけと,入り口の案内板で探索.上のほうだよな・・・
8階指導課へ行ったら,知り合い数人に声をかけられた.もう勤務時間終わってるはずだが,ぜんぜんそんな雰囲気は無い.まぁ彼らは行政職だから時間外手当がある.教育職から行政職になると給料が下がるが,時間外手当で同じくらいになるらしい.

よく,「県教委へ抗議の電話」という話を聞くが,それを受けるのがこの指導課.学校に言ってだめなら「県教委が県民の言うことを聞いてくれる」と幻想を持つ人は多いが,学校と指導課(行政)って一体なのだよな.
なぜなら,指導課をはじめ,教育振興部はほぼ全員学校の先生がなっている.なにかチクっても,違法性がない限り,学校へ問い合わせて終わりである.
「こういう電話がありました.以上」
指導課といっても,みんな元々学校の先生でわれわれの仲間なのだし,学校教育は校長が責任を持つので指導課といえども,情報の提供はしても口出しできない.教育ハ神聖ニシテ侵スヘカラスだ.
その連絡を受けてどうするかは,校長の判断である.

さて,指導課も文部科学省の役人も教員上がりが多い.
というより,現場でパワーのある人が,そういう仕事に引っ張られるので,現場の能力がスポイルされる.行政サイドから現場をサポートしてくれるわけだが,そういう人が抜けた現場はパワーが落ちる.
能力のある人だから目の前の生徒に影響力を出すより,行政を通じて数万人の生徒のために働いて欲しいということだろうけれど,数万人に間接的に力を出すより,目の前の一人をなんとかするのが,教育の原点だと思う.そういうパワーのある人が生徒の前から姿を消すのはさびしい.
自分は,最大の教育環境は,教師自身だと思っている.その教育環境が現場からはがされるのは大きな損失である.

帰りのR16は空いていてたし,朝から暖かくてよかった.単車日和.もう「寒さとの戦い」で乗る日は少なくなるかな.

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