2010年7月17日土曜日

初台

与太話をしに行ってきた.

大手教材会社が,首都圏の高校の進路部長を集めての意見交換会.集まったのは,推薦・AOで進学する生徒が圧倒的に多い9校.
皆さん上着着てネクタイだったけど,自分は教員の集まりは「息抜き」だと思っているのでいつものラフな格好(もちろん下駄履き)
自分が上着着てネクタイするのは,「本業」である生徒の前だけで,それ以外はすべてプライベートだと思っている.

さて,自分が高校生の頃の進路指導は,一般入試の進学と,就職くらいしかなかった.
今,上級学校の進学は一般入試進学の数が少数派となった.つまり学力試験が一般的とは言えない時代となった.
そうした背景で,その会社が新しいものを用意して,
「どう使いますか?」
ということ.こちとら言いたい放題.

教材会社がどんなにすばらしいものを作っても,自分で授業をするわけにはいかない.
小中高の教壇に立つのは,実は,ものすごく大変なことである.まず,教員免許が必要.(大学は不要)
さらに,その自治体なり学校法人に採用されていなければならない.
会社の作った教材は,学校の先生に使ってもらって初めて意味がある.教員が「使ってみるかな?」と思わなければ,どんなにすばらしくても,無意味なのだ.

基本的に,学校の先生は忙しい.つまり面倒がキライである.ということは,保守的でいままでやり方の延長になければ「めんどくせー」となる.
そこをどうやって,心の琴線に触れることができるかということ.
自分一人でやるのは簡単である.多くの先生は生徒のために,自分ひとりで孤軍奮闘している.要するに教材というものは,「自分で作って自分で使う」のが最もやりやすいのだ.他人が作ったものは,結局面倒なだけである.

ところが,学校は学年なり分掌なりチームで動いている.みんなが「めんどうだけど,生徒によさそうだ.やろう!」と思うような危機感とか,連帯感とか・・・そういうことがなければ,なかなか動くものではない.

自分だったら,どう切り込むかな・・・と思いながら,いろいろ与太話をしてきた.

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