2005年2月20日日曜日

虚数の存在

数とは物事をシミュレートする言語である.

人間の考案した言語だから,実在はしない.>存在とは

自然数や実数の存在を信じることができても,虚数に一線を引く人は多いかもしれない.でも,どちらも「物事をシミュレートする言語」であるという点で,存在について差があるものではない.

数を「個数」をシミュレートしているときはゼロは「何も無い」という意味を持つ.個数のシミュレートにおいて,「1.5」は意味はない.「今日は1.5人の友達に会う」という会話は無意味である.(何か「1.5人」をシミュレートするストーリーを作るなら別)
虚数の導入

量をシミュレートするのが正の実数,位置をシミュレートするのが実数全体である.

虚数もそれでシミュレートされるストーリーがある.
電磁気学や流体力学の記述に虚数を使うと,すっきり見通しがよくなる.

無線の国家試験問題
無線の国家試験問題

無効電力
電力を安定供給するには,虚数成分の「無効電力」が必須.

しかし,電磁気学はベクトルの記述にねじ込むことは可能である.やはり,虚数の真髄は波動方程式だろう.
CPUの半導体の電子の振る舞いを記述するには,虚数はなくてはならない.

0 件のコメント:

コメントを投稿

「コメントの記入者:」は「匿名」ではなく,「名前/URL」を選んで,なにかニックネームを入れてください.URL は空欄で構いません.