2013年12月27日金曜日

鉄道王国物語

先日のNHK.

「鉄」としてはすべて楽しかったけど,とりわけ印象に残ったのが近畿車両が手掛けたドバイの鉄道.

日本の鉄道の絵は,真横からのものばかり.
それがどんなにかっこよくても,陸橋の上から見るとがっかりである.

屋根は空調関係の補機が取り付けられたり,メンテの人が歩くための滑り止めの塗装のため,デザインの対象外だったらしい.
つまり日本の鉄道では,「屋根は作業場」なのである.
そして,床も基本的には汚れの目立たないトーンに仕上げておしまい.
番組に出ていた新幹線のグリーン車のカーペットはグレーのモノトーンだった.まさにそれが日本の文化なのだろう.

ドバイは高層建築が有名.
「ビルから見下ろしても美しく」
という要求で,滑り止めの塗装でも美しく仕上げるための苦労があったようだ.
側面の未来的なデザインがそのまま屋根につながっていた.

さらに,ドバイはイスラムの国.お祈りの時間では,床はとても身近となる.
絨毯のデザインや床のタイルが美しい幾何学模様であるのはそのためかどうかは知らないけれど,「床をデザインする」というのがイスラムの文化で,それを電車に取り入れたのだという.

やはり未来的な明るいデザインが床に施されていて,モノトーンの床の日本の電車とは大違いだった.

日本でも,ビルから見下ろしてもがっかりしない電車,シートだけでなく床のデザイン性に優れた電車が見られるようになるといいなぁ.

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