2013年6月21日金曜日

関孝和

BS歴史館.いつも斬新な切り口で歴史を紹介する番組である.

今回は「江戸のスーパー日本人(1)」で関孝和を取り上げていた.
算数レベルの江戸時代の和算を一気に「数学」レベルにしてしまった偉人である.

江戸時代,塵劫記が出版され,空前の和算ブームが起きたが,和算は,問題ごとに解き方を考えるという,まさに算数レベルのアプローチをしていた.
そこへ,どんな問題でも解いてしまう手法を確立して一気に和算を,現在の大学レベルに押し上げてしまったのだ.

数列の和には関-ベルヌーイ数が必要となる.>以前の記事「規則性あるの?」
Wikipedia
The Bernoulli numbers were discovered around the same time by the Swiss mathematician Jakob Bernoulli, after whom they are named, and independently by Japanese mathematician Seki Kōwa. Seki's discovery was posthumously published in 1712[1][2] in his work Katsuyo Sampo; Bernoulli's, also posthumously, in his Ars Conjectandi of 1713.
連立方程式を一般的に解こうとすると,当然「行列式」に行き当たる.以前の記事「授業担当者変更?」以前の記事「ハミルトン・ケーリー」

円周率の計算にはやはり微積分の知識が必要となる.>以前の記事「円周率の数値計算」

同時代,ニュートン,ライプニッツ,ベルヌーイ ・・・が確立した数学を,日本で勘定方の役人をしながら独自に確立したのであった.
関孝和の業績を理解するには,大学レベルの数学の素養が必要となる.

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