2012年12月11日火曜日

未来を予測する科学

年に1度の人間ドックに行った.だいたい2学期末に行く事にしている.

東京駅八重洲北口からほど近い,ドック専用の医療機関に毎年行く.
今年は早めに行ったら,ずいぶんと早く終わった.

遅く行くと,待ち時間の方が長くなるから,毎年そのための本を持って行っている.(もちろん待合室には大量の雑誌があるが興味なし)
今日は持っていった本を読もうとするとすぐに呼ばれてしまった.



どちらかと言うと,帰りの電車で読んだ時間のほうが長かったかな.

直接的には数III,数C のネタになる内容.
ロジスティック関数や固有値,波動は,今までも理系の生徒相手に結構自分の授業でネタにしていた.「未来を予測する科学」に直結していて面白いからである.

「操作」y=定数y
の定数が操作の固有値という視点はナイス.言われてみりゃそうだけど,言われるまでそんなふうに思っていたなかった.
固有値がわかると,複雑な操作が単純化して,簡単な指数関数になってしまう.>以前の記事で,複雑な漸化式(操作)を固有値で単純化して解いている.

世の中の現象というものは,だいたい微分方程式か漸化式になるものである.

結局「面白い数学」ってのは数III,数C までやらないと伝わらないなぁ.
2年までの数学は「掛け算の九九って面白い?」ってレベルでしかない.数II,数B までは浅い知識の断片の寄せ集めで,教えている方も「掛け算の九九って面白く無いよねー」と思いながら授業をしている.

本当に仕事に役立つ面白い数学は理系の生徒だけが味わえる.
微分も行列も指数関数も数列も統計も,結局「混迷する現実社会,企業活動をモデル化して未来を予測」するためにある.
占いなんかよりもよっぽどマシであるが,数学を知らなければ占いに頼るしかなかろう.
実際古代社会では,国家の政策を占いで決め,それが社会の不幸を生み出したいた.

著者の西成先生は渋滞学でテレビに出てた先生です.
本の残りはあと半分.

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