2010年10月16日土曜日

F管つき

今.使っているボントロは,「楽に吹きたい」という理由から,軽いものである.
つまりは,JAZZ のソリスト用である.
ジャズのセッションなどで,せいぜい,メロディーとソロ以外,全部休みというお気楽な使い方にはとてもよい.

ところが,吹奏楽との合奏には,音色が明るすぎで,ボントロらしい重厚さが出ない.で,さらに合奏に使うなら,ぜいぜい 1stトロンボーンに使うべき楽器である.

ところが,こちとら, 1stを担当するほどのパワーや持久力がない.アドリブなら,
「疲れたから,数秒間休み」
とか,
「低い音でごまかしてしまえ」
はしょっちゅうだが,最低限楽譜どおりに吹く合奏では,そういうことはできない.
まして,伴奏のラインを維持する1stトロンボーンが,消えてしまうことは許されないので,いままで,2nd,3rd をやらしてもらっていたが,音色的には問題大有り.
そして,3rd くらいになると,低い音が多くなり,体格の小さい自分には
「F管欲しい」

ということで,出張前に,新大久保へ行ってきた.

自分は,F管の音は余り好きではない.特にグルグル巻いたF管は,スライドを伸ばした音よりだいぶ劣るような気がして,あまり巻いていないF管と決めていた.

中古店にあった巻いていないF管は,ベルや持ち手その他あちこち錆びの出たロータリーバルブの Vincent Bach 13万と,Vバルブの YAMAHA の美品20万の2本だけ.
メーカー的には,あと,King,C.G.Conn,V.Bach,など多数あったが,ぐるぐるF管でボツ.
どうせ半分は見栄で買うのだし,高校生とか素人相手には,外国製というだけで羨望の V.Bach だけれど,吹いた感じはどう考えてもYAMAHA.

ということで,YAMAHA YSL-882V XENO にした.

すっきりしたF attachment.


Vバルブは,初期ロット品の真鍮製だったのを,店側で現行品の洋白製に取り替えてあるとのこと.当初は軽い真鍮が採用されていたがトラブルになりやすく,硬い洋白に切り替わったという.
それでも,前オーナーさんはトラブルはなかったらしい.大事に使っていたのね.

桒田晃 選定品 Serial Number #352678 はしばらく私の手元にあります.大事にします.

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